会議のまとめへ戻る

発言のやり取り

農林水産委員会2026年1月8日(木) 開催

1. 令和八年度農林水産省予算(案)について

委員長吉田浩一委員長
定足数に達しましたので、農林水産委員会を始めます。 まず、議題「令和8年度農林水産省予算(案)について」を取り上げます。担当の課長から説明してもらいます。
県の担当者後藤農林水産政策課長
昨年末に決まった国の令和8年度農林水産省予算案の概要を説明します。 今回のポイントは、新たな食料・農業・農村基本法を踏まえ、食料安全保障の強化や農業の持続的発展に向けた予算が措置されたことです。予算総額は2兆2,956億円で前年比101.1%、これに令和7年度の補正予算9,602億円を合わせると3兆2,558億円になります。 主な要望事項では、老朽化した農業共同利用施設の再編・集約の支援に、当初217億円+補正617億円で合計834億円、農林水産物・食品の輸出促進に合計598億円、森林・林業の総合対策に合計333億円などが措置されました。いずれも全国枠の予算なので、県に十分配分されるよう国に働きかけていきます。
委員長吉田浩一委員長
説明は終わりました。質問はありませんか。松本委員、どうぞ。
委員松本國寛委員
補正予算を足して、事業規模として新年度の予算がこれだけ確保できている、という言い方をしていると理解していいですか。

後藤農林水産政策課長。

県の担当者後藤農林水産政策課長
令和7年度補正予算と令和8年度当初の概算決定額を合わせて、令和8年度に執行する金額がしっかり確保されている、ということです。
委員松本國寛委員
ということは、12月議会で国の予算に先立って補正予算を議決し、繰越明許の議決もしています。この補正予算が丸々新年度予算として使われていく、という捉え方でいいですか。
県の担当者後藤農林水産政策課長
経済対策の補正予算は先の議会で議決いただいており、それを受けた分はしっかり準備を進め、4月からすぐ取りかかれるよう切れ目なく執行していきます。
委員松本國寛委員
実質的には、8年度の概算決定にこの補正を合わせると150〜200%になるのでしょうが、年度が違うのでそう書けない。12月に議決した分はもう事業作業に入っていて、明許繰越した部分が翌年度に執行される。この補正予算で、農業分は全て事業化しているという理解でいいですか。
県の担当者後藤農林水産政策課長
補正予算は各団体からの要望を踏まえて上げているので、全てが具体的に事業化まで至っていないものもあるかもしれませんが、しっかりした事業があるものとして補正予算をお願いしています。
委員松本國寛委員
例年ある「十六か月予算」という考え方だと思いますが、新しい政権は約2.数倍の補正予算を組んだ。農業予算も、前年度の補正より大型だったと言えるのかどうか。
県の担当者後藤農林水産政策課長
前年度の補正額と本年度の補正額を比べてどのくらいかは、すみません、今すぐには把握しきれていません。
委員松本國寛委員
では結構です。確認ですが、8年度の概算決定額が前年比ほぼ100%を超えていてありがたいのですが、基準となる7年度予算額(A欄)は国の当初予算で、補正は含まれていない、ということでいいですか。
県の担当者後藤農林水産政策課長
A欄の7年度予算額は国の当初予算で、補正予算の額は含まれていません。
委員松本國寛委員
ということは、補正を外した当初比での比較ですね。切れ目のない事業のために十四か月・十六か月予算とまたがせる最近の傾向がある中で、本当に新年度から動く「真水」の事業をどう受け止めればいいのか。この補正が新年度の事業にどのくらい影響するのか。補正で頭出しした部分を新年度予算に乗せて事業をやっていくのか、完全に前年度の継続なのか。新年度でやりたいことも含めてこの補正を福岡県として使っているのか、という考え方を聞きたいのです。

徳田農林水産部長。

県の担当者徳田農林水産部長
切れ目ない予算執行という点では、12月に可決いただいた経済対策の補正予算と、農水省の7年度補正額に対応できる部分を今検討しており、それは2月議会で当初予算と合わせて提案させていただきます。いずれにしても、十六か月予算を切れ目なく執行し、4月・5月が空にならないよう、新年度で執行すべき事業も想定しながら補正で取れる分をしっかり取っていく方針です。
委員松本國寛委員
そこなんです。切れ目ないという手法とあわせて、単年度予算では広げられなかった・上積みできなかった部分を、次年度の予算と事業の継続性だけでなく「前に進める」考え方の中でどうつなげているのかが聞きたいのです。
県の担当者徳田農林水産部長
次年度の事業要望は前年度にある程度把握するようにしており、その中から現場と調整して前倒し執行が可能な分は、補正で上積みできた分での対応が可能です。そうした対応も視野に、補正予算と当初予算を一体として整理していきます。
委員松本國寛委員
7年度予算を組んだとき、財源不足や準備不足のものを、補正を見込んで事業を持っていたので補正予算として組めている、ということでいいですか。要望が多かった事業は前倒しで新年度に移行し、枠を広げる形で経済対策を受けている、ということでいいですね。
県の担当者徳田農林水産部長
そのとおりです。
委員松本國寛委員
以前、新年度予算で手が上がっている田植え機の予算を今頃議決してどうする、と指摘したこともありますが、農林水産特有の季節性も含めて補正予算が組まれている、という受け止め方でいいですか。
県の担当者徳田農林水産部長
田植えの時期に合わせて前年度の補正を組む、それだけとは限りませんが、そういうものにも対応できる事業のスキームになっています。また、県の単独事業も2月議会で可決いただいて4月から執行ですが、普通期の田植えなら、4月から急ぎ手続きを行い「交付決定前着手届」という仕組みもありますので、早期に執行できるよう対応していきます。
委員松本國寛委員
結果的に補正で時期的にはまることもある。ただ、それに合わせるのは予算編成の時期からして難しい。しかし農家は今年の作付を前年度から考え、規模拡大する人は機械が足りないと分かっている。新年度予算を待たずに執行してしまうことが生じていた。今回のような大型補正で、そこが計画に間に合う可能性もあるのかどうか。
県の担当者徳田農林水産部長
ご指摘のとおり、これまで当初で対応できなかった分を今回の補正で早い時期に確保して執行できる可能性は多分にあります。
委員松本國寛委員
可能性はあるが、そういう計画で事業計画をつくるのは困難。しかし、こういう補正がそういう形で使われることもできる、ということですね。
県の担当者徳田農林水産部長
そのとおりです。
委員松本國寛委員
分かりました。農業は自然相手で、イチゴも11月から5月まで、季節に応じてやっている。加温やハウスで季節を変える技術もある中で季節性が随分あるので、今後は政府の考え方も見ながら、予算の規模を見て戦略的に県民の一次産業を支援できる全体計画があるのかを聞きたかった。時期を含めた対応を入れながら、政府の考え方が反映されることを前提に戦略を組む必要があると思いますが、どう思いますか。
県の担当者徳田農林水産部長
事業の実施は現場の要望を踏まえて県全体の戦略を整理していますが、ご指摘を踏まえ、機械など単年度で使うものは生産者の投資計画もあるので短期・長期の事業計画を整理いただき、県も少し長いスパンで把握できないか。大型施設は長期計画や更新計画が大事なので、5か年計画などの長期的な視点で計画を立てていただき、県全体で戦略的に整理できればと思っています。
委員松本國寛委員
分かりました。この1年を振り返っても、米政策だけでも環境の変化で大幅な転換が求められる。しっかり計画を持ちつつ、途中で転換できる機動性も含めて見ていく必要があると思って聞きました。しっかり頑張ってください。
委員長吉田浩一委員長
ほかにありませんか。

―― 「なし」と呼ぶ者がある ――

2. あまおうのブランド力強化について

委員長吉田浩一委員長
ほかにないようですので、この議題は終わります。 次に、議題「あまおうのブランド力強化について」を取り上げます。担当の課長から説明してもらいます。
県の担当者林園芸振興課長
あまおうのブランド力強化について報告します。 今年度は、高品質なあまおうの生産技術の確立、プレミアム商品の開発、空輸体制の構築、首都圏でのプロモーションイベントにより、生産・輸送・販売の各面からブランド力の向上に取り組んでいます。 生産面では、高度な技術を持つ農家の温度・肥培・水管理を調査し、生産者にフィードバックして産地全体のレベルアップを図ります。プレミアム商品は初めての取り組みで、糖度センサーで大玉・高糖度の果実を厳選して商品化し、東京・銀座のイベントや高級果実店でPR・試験販売します。輸送面では、航空機を使った新ルートを構築し「空とぶ博多あまおう」としてPR販売します(昨年12月12日〜3月)。また、今月21日にGINZA SIXで、有名パティシエの鎧塚氏やタレントの山本美月氏らを招いたプレミアムレセプションを開催し、2月上旬〜3月上旬に高級パティスリー約30店舗であまおうフェアを行います。
委員長吉田浩一委員長
説明は終わりました。質問はありませんか。松本委員、どうぞ。
委員松本國寛委員
あまおうは今月15日で21年になりますね。昨年1月15日に20年間の育成者権が切れましたが、価格日本一をずっと続けてきた。どこに行っても福岡のキラーコンテンツと言われます。ただ、もう20年過ぎて型が古い。他産地もとちあいかなどで食らいついてくる中、あまおうは価格日本一を続けている。昨年確認したら次の品種は考えていないとのことだったので、あまおうでいく。そこでプレミアムあまおうという形でさらにバージョンアップ、グレードの確立をする、という考え方でいいですか。

林園芸振興課長。

県の担当者林園芸振興課長
今後もあまおうの商品力・競争力を維持するため、プレミアム商品を開発しててこ入れし、あまおうのブランドをしっかり守っていきたいと考えています。
委員松本國寛委員
あまおうでこれからもやっていく覚悟があるのですね。宮崎の「太陽のタマゴ」は、同じ木でも規格を満たしたものだけがそう呼べるという売り方をしました。今は何でもあまおうですが、プレミアムあまおうというブランドを戦略として使うために今回作る、という意味ですね。
県の担当者林園芸振興課長
あまおうのブランドとしては一つです。これまで最高規格はEXで、外観品質に基づく規格でしたが、そのEXの上をつくるために、一定の糖度をクリアした味にばらつきのないもの、というEXの上の規格を立ち上げようとしています。
委員松本國寛委員
それはプレミアムという名前ではないんですね。プレミアム商品を開発するというのがそういうことなんですね。分かりました。それと、航空機の輸送に「輸送時間短縮という付加価値」とありますが、トラックやフェリー輸送だと完熟3日前ぐらいに収穫して送ることになる。それを短縮すれば、首都圏の人が食べたことのない完熟のあまおうを届けられる。それはアピールしないのですか。
県の担当者林園芸振興課長
ご指摘のとおり、これまでトラックや船舶では東京まで3〜4日かかっていましたが、航空機で1日短縮できます。短縮した分は、これまでのトラック輸送とは別に特設ブースで、完熟・新鮮な部分をアピールしながら別枠で販売していきます。
委員松本國寛委員
1日の短縮でも「マイナス3日」が「マイナス2日」になるということ。完熟や朝取れに近いものはなかなか提供できない、と聞こえましたが、そういうことですか。
県の担当者林園芸振興課長
農家の選別やパッケージングの時間も含まれるので、直売所のようなところまではいきませんが、共同販売の中では一番短い輸送時間で東京に運べると考えています。
委員松本國寛委員
だとすると、銀座でのイベントには完熟のものが行くと想像しますが、時間短縮による付加価値をさらに踏まえてこのイベントに取り組むべきではないですか。
県の担当者林園芸振興課長
プレミアム規格ですので、一番短い時間で届けられるよう空輸などを活用し、今後の販売に向けてもやっていきます。
委員松本國寛委員
トラックで18〜20時間、エアだと2時間と受け止めると、もっと鮮度が出ると思うが、物流のシステムに限界があるということですか。
県の担当者林園芸振興課長
直売所のようにはなりませんが、あまおうは厳格な規格があり、しっかりした選別と品質管理をして運ぶ以上、チェックの時間はどうしても要ります。
委員松本國寛委員
なるほど。糖度も形も重さも、プレミアムなものを提供するにはそれなりのチェックがあるので、取ってすぐ運べとはいかず、時間がかかるということですか。
県の担当者林園芸振興課長
どうしても、その時間は必要な部分です。
委員松本國寛委員
分かりました。新幹線やエアで早く運ぶチャレンジを昨年からしてくれているので、それを生かしながら、一番古い品種になるあまおうが陳腐化しないよう、チャンピオンとして活躍できる環境をこれからもつくっていただきたい。頑張ってください。
委員長吉田浩一委員長
ほかにありませんか。

―― 「なし」と呼ぶ者がある ――

委員長吉田浩一委員長
ないようですので、この議題は終わります。 次に、報告事項「農業協同組合の合併について」を取り上げます。担当の課長から説明してもらいます。
県の担当者木村団体指導課長
団体指導課長の木村です。農業協同組合(JA)の合併について説明します。 今回合併するのは、久留米北地区の「にじ農協」「みい農協」「久留米市農協」の3組合です。JAグループ福岡が目指す「県域オールJA」の実現に向けた戦略的な合併で、経営基盤を強化し久留米北地区農業の振興を図るものです。3JAは令和6年4月から協議を進め、それぞれの組合員の承認を受け、合併期日は本年4月1日です。 合併後の名称は「福岡久留米農業協同組合」で、正組合員数は1万3,969人と県内1位のJAになります。職員数や生産資材の供給高、農畜産物の販売高も県内2位の規模です。この合併で県内のJA数は20から18になります。
委員長吉田浩一委員長
説明は終わりました。質問はありませんか。松本委員、どうぞ。
委員松本國寛委員
合併が進んでいますが、今回の合併効果はどの辺を見込んでいますか。

木村団体指導課長。

県の担当者木村団体指導課長
合併により、特に生産資材の供給高が県内2位の規模になり、農薬や肥料をスケールメリットで安く良質に提供できるメリットがあります。また農畜産物の販売も八女に次ぐ県内2位の規模で、特に葉物(グリーンリーフ、ミズナ、コマツナなど)は県内シェア9割を超えます。安定した取引や有利な販売が期待でき、こうしたメリットを生かして経営基盤を強化していきます。
委員松本國寛委員
スケールメリットがあるなら、なぜ隣同士で助け合ってやらなかったのか。合併しないとそういう広域連携はできないのですか。
県の担当者木村団体指導課長
各JAには組合員がいるので、組合員の意思が非常に重要です。県は組合員の意思を確認したうえで合併を進めるよう助言・指導してきました。JAグループ福岡の取り組みとしては、まず農機や施設の共同利用、共同配送などのJA間連携から始め、メリットを議論したうえで合併という次の段階に進みます。久留米北地区はJA間連携が進み、その次の段階として、合併で規模を大きくしたほうがメリットが出るということで合併に至りました。
委員松本國寛委員
合併すれば20から18になる。でもスケールメリットが生かせるなら、JA間の協議でみんなやればよかったのでは。それができなかったのは、組合員の意思というより組合組織や役員の意思ではないか。農家のためにある協同組合なのに。スケールメリットが生かせるなら、なぜ協同組合が共同してそれをつくれなかったのか、という話です。
県の担当者木村団体指導課長
最終的には、平成30年のJAグループの大会で「県域オールJA」、つまり中央会や連合会機能を一つにしてスケールメリットで経営基盤を強化しようという目標があります。それに向けてグループ内で合併に取り組んでいますが、現状では今回の久留米北地区が合併まで至った、ということです。合併でスケールメリットが大いに増すのは確かですが、なかなか進まない状態です。
委員松本國寛委員
私ではなく、あなたが言っている話です。最後の質問はそこに行くつもりでした。将来は一農協が目指す方向になりますよね。組合員の利益のためにはスケールメリットを出したほうがいいと分かっていて、なぜ合併前にできなかったのか、その努力をしなかったのかと尋ねたら「どうせ一農協にするから」という答弁だった。最終的には一農協にしていくのが望ましいのですよね。全国でも20も農協がある県は珍しいと聞きます。DXや情報管理、地域性を生かしたブランド力向上をトータルコーディネートする意味でも、仕入れが安くなるだけでなく強い農協ができるのではないか。 また、福岡県で消費される米が25万トン、生産が17万トンで消費県になっています。一農協なら、県産で県内消費を賄おうという意識が高まれば、県と一緒に生産・需給調整が可能になる。その意味はすごく大きいと思いますが、どう考えますか。
県の担当者木村団体指導課長
県内一農協になれば、スケールメリットだけでなく経営の効率化もでき、JAが持つ直売所の品ぞろえも充実すると考えています。それに伴い、県産品をより多くの選択肢として県民に見せて購入いただけるのではないかと思います。
委員松本國寛委員
同じものが、需要と供給のバランスで10倍で売れたりマイナスになったりするのが農業です。それを考えると、一農協のほうが戦略的な栽培をしやすいのかなと思います。一番言いたかったのは、米の流通も含め地元産をいかに食べてもらうか。仕入れ値のスケールメリットだけでなく、出口側(販売・流通)が管理しやすくなるのではないか、という点です。どう思いますか。
県の担当者木村団体指導課長
おっしゃるとおり、出口側も共同配送で一緒に配送できるので、より管理しやすくなると思います。
委員松本國寛委員
もう一つ、農協は地域の雇用先として、人口が少ないところにもきちんとある。一農協になると雇用の人数がかなり減ると考えられますか。非効率でもそういう役割を果たしている部分があり、そのメリットがどこに出るかが一農協化の課題だと思いますが、どうお考えですか。
県の担当者木村団体指導課長
今回の3JAでも、総務・管理部門が3つあり重複しています。それが一つになることで、これまで総務系に配置していた職員を営農部門などに再配置でき、栽培指導などにしっかり対応できると考えています。
委員松本國寛委員
こうして尋ねたのは、今後、農協の合併と一農協の話が様々なところで出てくるので、我々が問われたときにどう答えるかも含めてです。もっと聞きたいことはありますが、またの機会にします。最後に、いつ頃一農協になる目安で関係者は見込んでいますか。
県の担当者木村団体指導課長
現在の目標としては2030年を目標にしています。
委員松本國寛委員
誰が決めたのですか。
県の担当者木村団体指導課長
令和4年のJAグループの県大会で、2030年をめどに、と決められました。
委員松本國寛委員
西暦か元号か、どちらかにしてくれませんか。令和4年に決めて2030年というのは何ですか。
県の担当者木村団体指導課長
令和……
委員松本國寛委員
2022年に決めて2030年に一農協にしよう、という話があったということですね。今2026年なので、あと5年で一農協にしようとやっていく、と。分かりました。必要があれば県が後押ししてください。我々も情報共有しながら、できるところは後押ししたいと思いますので、よろしくお願いします。

ほかにありませんか。桐明委員。

委員桐明和久委員
松本先生の話に関連して。メリットだけ見れば、うちの八女も一農協にしてもらったほうがいい。ところが、矢部・星野のように高齢者がいる地域では、統合して八女市内にしかガソリンスタンドを造らないとなると、じいちゃんたちが30〜40分かけて燃料を入れに来ることになる。各支所にスタンドがあるから、高くても燃料を入れ、貯金も購買も農協でする。息子が地元に就職すれば親と一緒に住む。そういう役割は地域ごとに相当違うと思うんです。一方で、組合員が減れば運営ができなくなる懸念もある。福岡の組合で組合員数で議決すればJA福岡八女は負けてしまうかもしれないが、そこを丁寧に進めながら2030年で進めていく、という理解でいいですか。JA福岡八女は販売力が県内一位で、それをしっかり維持しようと組合長は言っています。

木村団体指導課長。

県の担当者木村団体指導課長
今回の合併も、組合員により丁寧に説明したうえで進めています。JAでは自己改革として組合員との対話も行われていますので、JAの中で組合員の話をよく聞いたうえで判断いただきたいと思っています。
委員長吉田浩一委員長
ほかにありませんか。

―― 「なし」と呼ぶ者がある ――

委員長吉田浩一委員長
ほかにないようですので、この議題は終わります。 議題のほかに、何かありませんか。

―― 「なし」と呼ぶ者がある ――

委員長吉田浩一委員長
特にないようですので、次に進みます。 今後の委員会活動については、委員長と副委員長に任せていただけますか。

―― 「異議なし」と呼ぶ者がある ――

委員長吉田浩一委員長
異議がないようですので、そのようにさせていただきます。 最後に、会議録に署名する委員として、松本國寛委員と永島弘通委員を指名します。 以上で議事はすべて終了です。これで農林水産委員会を閉会します。

出典: 福岡県議会 会議録検索システム