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発言のやり取り

商工労働委員会2026年7月14日(火) 開催

1. 一般社団法人九州観光機構の事業について

委員長中嶋玲子委員長
令和8年7月14日(火曜日)  午前10時58分 開会 おはようございます。定足数に達しましたので、ただいまから商工労働委員会を開会します。 本日、報道機関からテレビカメラ等の撮影の申出があり、許可していますのでご了承ください(撮影は配付の注意事項を守り、事務局の指示に従ってください)。 本日の議題はお手元の資料のとおりです。ご確認ください。 なお議会改革の一環として、本日は執行部の説明・答弁を、起立ではなく挙手の後に着座のまま行う運営を試行します。ご協力をお願いします。 それでは、「一般社団法人九州観光機構の事業について」を議題とします。執行部(県の担当者)の説明を求めます。山崎観光政策課長、お願いします。
県の担当者山崎観光政策課長
一般社団法人九州観光機構の事業についてご説明します。 九州観光機構は、九州観光戦略の実行組織として、九州各県と民間事業者により平成17年に設立された法人です。県の観光振興条例に基づく「特定広域観光振興法人」に定めています。 令和7年度は、「誘客促進」「観光資源」など4つの戦略に沿って事業を進めました。例えば九州7県合同の修学旅行説明会・相談会を東京・大阪・名古屋・岡山で開き、修学旅行の誘致拡大に取り組みました。 令和8年度の主な事業は、①アジア・欧米豪からの誘客拡大(現地の旅行会社・インフルエンサー・メディアの招聘や現地商談会)②九州観光機構のYouTube・多言語サイト・SNSを使ったデジタル発信 ③富裕層向けに九州の食をテーマとした高付加価値旅行商品の開発 ④九州の大学に通う留学生を対象としたバスツアー(参加者のSNS発信で九州のファンを増やす)です。 また、第三期九州観光戦略(2024〜2030年度)の第二次アクションプランでは、2030年の目標達成に向け、2027〜2029年度の数値目標を設定しています。今後も九州各県・機構と連携して観光振興に取り組みます。説明は以上です。
委員長中嶋玲子委員長
説明は終わりました。これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。野原委員、どうぞ。
委員野原隆士委員
この事業は毎年こういう形で説明してもらっていますが、コロナ以降の経年変化が見えません。例えば国内旅行拡大のプロモーションで旅行商品の予約人泊数が「1万何ぼ」という数値が出ていますが、これは去年より上がっているのか、補助金の額が増えたから増えたのか。修学旅行誘致の新規34校というのも増えているのか、福岡県には何泊なのか。そういう分析をして次に生かすはずですが、毎年数字だけで根拠が分かりません。今後は、この資料とは別にサブ資料を作り、前年度と比べてどう変えたか、来年度は何を深掘りするかを示してほしいのですが、どうでしょうか。

山崎観光政策課長。

県の担当者山崎観光政策課長
経年の変化については、今は手元になくすぐお示しできませんが、ご指摘のとおりだと思います。事業をやったことで観光客誘致がどう変化したのかをきちんと整理し、こうした報告のタイミングでお示しできるようにします。
委員野原隆士委員
民間でも、現状を調べた上で次の戦略を立てるのが実際的です。去年と何が変わったのかが大事で、変わらないことを続けても数値は動きません。どうしていくかをさらに考えていただければと思います。要望で終わります。
県の担当者山崎観光政策課長
本日の資料4ページのアクションプランで数値をお示ししており、これが数値を捉える柱です。それ以外の、事業に対する効果の部分をもう少しお示しできるようにします。

ほかに質疑はありませんか。神崎委員。

委員神崎聡委員
令和8年度の新しい留学生の事業について質問します。実施の時期はいつ頃か、回るルートは決まっているか、人数はどのくらいか、対象はアジアの留学生に限るのか、どういう構成なのか教えてください。

山崎観光政策課長。

県の担当者山崎観光政策課長
実施は「年度内」というところまでで、まだ何月と明確には決まっていません。対象は基本的に九州内の大学の留学生で、一部日本人学生も入れる予定と聞いています。ルート等はまだ決まっていません。
委員神崎聡委員
SNSでの情報発信とのことですが、これでどんな評価を考えているのか、最終的な目的はどこにあるのか、発信でどんな効果を見込んでいるのか。この事業の意義や達成目標があれば教えてください。
県の担当者山崎観光政策課長
機構の事業なので細かいところまでは承知していない部分もありますが、これまでは機構が海外のインフルエンサーや現地旅行会社を招いてツアーを組み各地を見せるプロモーションをしていました。今回は若者を中心に実際にツアーを回ってもらい、それぞれの国に発信してもらうもので、若者目線という今までと違う切り口での発信効果を狙っていると理解しています。
委員神崎聡委員
留学生には年配の方もいるかもしれませんが、若者中心はよく分かります。新しいことをやる以上、やる側は成果を求めるはずです。機構に対して、この事業でどんな効果を期待するのかを詰めていただくと、参加する留学生の問題意識にもつながり、結果としてよい効果が上がる可能性が高くなります。ぜひ機構と詰めながら進めてください。要望です。
県の担当者山崎観光政策課長
おっしゃったとおり、我々も機構と日頃コミュニケーションを取り事業を協議していますので、その際に、神崎委員・野原委員からのご指摘も含めて、しっかり触れていきたいと思います。
委員神崎聡委員
よろしくお願いします。
委員長中嶋玲子委員長
ありがとうございました。ほかに質疑はありませんか。加地委員、どうぞ。
委員加地邦雄委員
九州全体の中で福岡がどういう役割を担っているかの分析が必要だと思います。第三次福岡県観光振興指針を見ましたが、福岡県の観光客の8〜9割が福岡市・北九州市に集中しているのが大きな問題です。そのため行政は努力しており、広域サイクリングルートを2022年の3ルートから2026年度に7ルートへ、付加価値の高い旅行商品の販売数を2022年のゼロから2026年度に30商品へと増やすなど、筑豊・筑後地区での努力が分かります。福岡県は外国人客の都道府県ランキングで東京・京都・大阪・北海道・沖縄に次ぐ6位です。九州に来る外国人の7割以上が福岡空港・博多港を経由していますので、九州の中での福岡の役割をもう少し分かりやすく説明してほしい。要望です。

要望ということですけど、何かありますでしょうか。山崎観光政策課長。

県の担当者山崎観光政策課長
おっしゃるとおり、我々も雄県福岡として九州の観光を引っ張る立場だと思っています。外国人旅行者の入国も福岡空港が九州で圧倒的に多いですが、福岡だけで複数泊・周遊してもらうのは難しく、九州全体の魅力を出しながらセールスしないと増えない部分もあります。今は外国人観光客の約8割がアジアからですが、欧米豪を増やす観点からも九州が連携して取り組む必要があります。福岡は雄県だという意識を持ってしっかり頑張ります。
委員加地邦雄委員
ありがとうございます。前回のワンヘルスの委員会で野原委員から、福岡県をPRする資料を別に作ってほしいという要望がありました。他県では観光振興に努力している議会が多く、県の魅力の資料を作り、委員会の視察の際にそれを持ってPRしています。福岡は福岡市に選挙区があり努力しなくても来てくれますが、努力しても来てくれない県は委員会独自でそうした努力をしています。海外出張などで批判がある中でも皆が努力しており、正すところは正しつつ、いいところは伸ばしていくべきです。委員長会議などでも、そういう努力をみんなでやろうと提案していただければありがたいです。
委員長中嶋玲子委員長
加地委員から強い思いで要望をいただきました。私たちも委員会・委員長として、ほかに誇れるような活動をしていかなければと思いました。執行部もしっかり頑張っていただいており、課長も強い決意で答弁されましたので、期待申し上げます。ありがとうございました。 ほかに質疑はありませんか。坪田委員、どうぞ。
委員坪田晋委員
神崎委員の質問に関連して、留学生との連携で、九州の大学に通う留学生を対象にした意図があれば教えてください。

山崎観光政策課長。

県の担当者山崎観光政策課長
機構からは、九州は留学生が全国でも有数に多く、海外からの留学生が非常に多いことから、その方々に発信してもらうのがよい手ではないかということで新たに始める考えだと伺っています。
委員坪田晋委員
ありがとうございます。若い方のSNS発信は、どこに目標を設定するかによると思います。多くの人に見てもらうことを目的とするなら、フォロワー数の多い人や普段から発信している人を対象にする、また大学生に限らず専門学校生も対象にするなど、そうした視点も持って検討いただければと思います。最後は要望です。以上です。
委員長中嶋玲子委員長
ありがとうございました。ほかに質疑はありませんか。

―― 「なし」と呼ぶ者がある ――

委員長中嶋玲子委員長
これで質疑を終わります。ありがとうございました。 次に、議題にはありませんが、その他として何かありませんか。

―― 「なし」と呼ぶ者がある ――

委員長中嶋玲子委員長
特にないようですので、次に進みます。 次に、「今後の委員会活動について」ですが、正副委員長にご一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

―― 「異議なし」と呼ぶ者がある ――

委員長中嶋玲子委員長
それでは、そのようにさせていただきます。 最後に、会議録に署名する委員として、加地邦雄委員と原田博史委員を指名します。よろしくお願いします。 以上で本日の議事はすべて終了しました。これをもって商工労働委員会を閉会します。ありがとうございました。  午前11時23分 閉会

出典: 福岡県議会 会議録検索システム