松下正治 議員
公明党 | 代表質問 | 第8日
中東情勢による建設資材の目詰まりと資金繰り、平和文化の取組、移住定着、防災、高次脳機能障がい支援、花粉症、孤独・孤立、フードバンク、インクルーシブ教育、飲酒運転撲滅まで幅広く質した。知事は緊急つなぎ融資の創設や建築確認の審査長期化への対応を示し、飲酒運転撲滅への決意を述べた。
建設資材の調達難の影響
ナフサ由来資材の調達遅延や価格高騰が県内の建設現場に与えている影響の認識を確認した。
知事 服部誠太郎
塗料やシンナー、塩ビ管の高騰や調達難の声が寄せられ、納期の遅れや資金繰り不安など厳しい状況にあると認識していると示した。
資材の目詰まり解消
資材確保の相談窓口の設置を評価した上で、目詰まりの解消にどう取り組むのかを質した。
知事 服部誠太郎
全国知事会と九州地方知事会を通じ安定供給の対策強化を国に要望したとし、現場の声を国に提供し流通量の確保を働きかけると示した。
市町村工事の工期と価格
柔軟な工期延長とスライド条項の適切な運用について、市町村への周知を求めた。
知事 服部誠太郎
国の要請を4月8日と5月28日に市町村へ周知したとし、来月の公共工事契約業務連絡協議会でも誠実な対応を求めると示した。
緊急つなぎ融資の創設
資材の入荷遅延で資金繰りが悪化した業者向けの県独自の融資について、知事の思いを尋ねた。
知事 服部誠太郎
窓口に136件の相談が寄せられた実情を踏まえ、金利を0.5%引き下げ据置2年以内とする中東情勢対応緊急つなぎ融資を創設すると示した。
従業員の雇用維持支援
雇用調整助成金の情報が届かず手続も複雑だとして、県による手厚い支援を求めた。
知事 服部誠太郎
中小企業雇用環境改善支援センターの専門アドバイザーが助成金活用を助言し、各種窓口でも制度を紹介すると示した。
建築確認審査の長期化
法改正後に3〜4か月かかるようになった建築確認の審査期間の短縮を求めた。
知事 服部誠太郎
民間機関の人手不足が原因とし、県への申請も可能だと周知して分散を図り、設計者向け講習会やAI活用の紹介を行うと示した。
平和への思いとハワイ式典
戦後80年を経た世界情勢を踏まえた平和への思いと、ハワイでの平和式典の受け止めを尋ねた。
知事 服部誠太郎
戦争の悲惨さを次世代に引き継ぐのが責務だとし、八女市の平和の火を用いて日米の関係者が集った式典は意義深いと述べた。
戦争遺跡・戦時資料の活用
県内の戦争遺跡や戦時資料を活用した啓発活動の現状と今後の方針を確認した。
知事 服部誠太郎
県内2か所の戦時資料展や市町村・学校への貸出しを行い、貸出件数は令和5年度の4倍に増えたと示した。
平和文化コーナーの充実
県ホームページの平和文化コーナーに核兵器廃絶の啓発コーナーを設けるなど充実を求めた。
知事 服部誠太郎
核兵器廃絶を求める県議会宣言のパネル展示なども行っているとし、市町村や団体の取組も踏まえ効果的な充実策を検討すると述べた。
若い世代への平和学習
若い世代への平和学習の意義と今後の進め方、平和文化コーナーの活用について所見を求めた。
教育長 寺崎雅巳
戦争遺跡や戦時資料に直接触れる実感を伴う活動が重要だとし、平和文化コーナーの活用を研修会等で市町村や学校に周知すると示した。
移住後の定着支援
移住施策の課題として移住後の定着を挙げ、認識と今後の取組を確認した。
知事 服部誠太郎
理想と現実のミスマッチ解消が重要だとし、居住・就業・交流を体験する福岡くらしごと体験を県内各地へ広げると示した。
地域づくりの人材育成
持続可能な地域づくりを人材育成の観点からどう進めるのかを尋ねた。
知事 服部誠太郎
自治会やNPO向けの研修、地域づくりネットワーク福岡県協議会でのフォーラム、地域おこし協力隊への支援を進めていると示した。
防災気象情報と市町村支援
新たな防災気象情報の運用開始を踏まえ、市町村への助言や技術的支援の考えを質した。
知事 服部誠太郎
気象台と連携し県内4地域で市町村職員向けワークショップを開催し、避難情報の伝達手段の多重化を働きかけたと示した。
防災意識の向上と早期避難
県民一人一人が警戒レベルを正しく理解し早めに行動できるための取組を確認した。
知事 服部誠太郎
ふくおか防災ナビ・まもるくんの登録を呼びかけ、警戒レベルに応じた行動例を防災アプリで周知していると示した。
高次脳機能障がいの認識
障がいの特性や本人・家族が抱える困難への認識と、法施行を踏まえた支援への決意を尋ねた。
知事 服部誠太郎
外見上分かりにくく周囲の理解が得られにくいとし、医療から労働まで関係機関と連携した切れ目ない支援体制を整えると述べた。
支援センターの設置
高次脳機能障害者支援センターの設置とコーディネート、関係機関との連携の進め方を質した。
知事 服部誠太郎
既に指定している4つの支援拠点機関を支援センターとして位置づける考えを示し、政令市とは共同設置を協議中だと明らかにした。
支援を担う人材の育成
医療・福祉・就労など関係機関を横断した研修による人材育成の考えを確認した。
知事 服部誠太郎
支援セミナーに加え昨年度から支援者養成研修を開始し143名が受講したとし、事業所への周知に努めると示した。
普及啓発と相談窓口
県民への普及啓発と相談窓口の周知、支援ニーズを施策につなげる方法を尋ねた。
知事 服部誠太郎
講演会やリーフレットで啓発し、連携調整委員会で把握した課題から家族交流会や支援者養成研修を実現してきたと示した。
アレルゲン免疫療法
アレルゲン免疫療法とはどのような治療法か、また花粉症の総合的な相談窓口があるのかを尋ねた。
知事 服部誠太郎
花粉の成分を少量ずつ投与して体を慣れさせる治療で7〜8割に症状の緩和が見られるとし、国立病院機構福岡病院に相談窓口があると示した。
花粉症の予防策の周知
花粉症の主な予防策と、県民への周知の方法を確認した。
知事 服部誠太郎
顔にフィットするマスクや飛散の多い時間帯の外出回避、洗濯物の外干しを控えるなどの対策をホームページで周知していると示した。
花粉の飛散情報の提供
予防に重要な花粉の飛散情報の提供について、県の取組を尋ねた。
知事 服部誠太郎
県医師会の飛散予測事業に助成し県内4地域の予測を紹介、松やシイなどの飛散実績も福岡病院のサイトで提供していると示した。
少花粉杉への植え替え
発生源対策としての少花粉杉への植え替えの進捗状況と今後の取組を確認した。
知事 服部誠太郎
昨年度の苗木生産は令和2年度の1.7倍の約94万本、植栽面積は2.8倍の約290haで杉全体の8割を占めると示した。
孤独・孤立の支援体制
市町村における包括的な支援体制の進捗状況と、県による支援の内容を確認した。
知事 服部誠太郎
昨年10月時点で47市町村が支援ネットワークを構築済みとし、未構築の市町村には事例紹介やアドバイザー派遣を行うと示した。
孤独・孤立の啓発と理解
強化月間の取組内容と、地域住民の理解を深める取組の考えを尋ねた。
知事 服部誠太郎
県庁ロビーやラジオ、SNSで啓発し45市町村でも実施されたとし、民生委員研修や福祉入門教室に昨年度1258人が参加したと示した。
フードバンクの役割
物価高騰下で福祉分野の役割が増す中、本県のフードバンク活動が果たす役割を尋ねた。
知事 服部誠太郎
環境負荷の低減と地域福祉の向上の両面から持続可能な社会の実現に重要な役割を担っていると示した。
フードバンクの課題解消
食品の不足や保管・配送体制の脆弱さという課題への取組と今後の進め方を確認した。
知事 服部誠太郎
協力証の贈呈や冷蔵庫・保管倉庫の導入補助により、提供企業は26社から189社、食品量は62トンから768トンに増えたと示した。
フードバンクの周知啓発
食品寄附や資金・人手の確保につなげるため、県民や事業者への周知啓発の強化を求めた。
知事 服部誠太郎
県ホームページでの団体紹介やフードドライブの開催情報発信、資材貸出し、優良団体の表彰により普及啓発に努めると示した。
インクルーシブ教育
特別支援学級卒業生の進学率を尋ね、知的障がいのある生徒が県立高校で学ぶ選択肢を広げる研究を求めた。
教育長 寺崎雅巳
公立全日制への進学は14.4%、知的障がい特別支援学校高等部は22.5%とし、高校段階での学びの場の在り方を研究すると示した。
警察退職者の保護司参画
保護司の担い手不足を踏まえ、警察退職者の保護司への参画を組織的に促す仕組みを提案した。
警察本部長 住友一仁
福岡保護観察所等と連携し、退職前教養やライフプランセミナーで保護司活動の社会的意義や実態を周知すると示した。
飲酒運転事故の発生状況
県内の飲酒運転事故の発生状況と特徴、自転車の飲酒運転の検挙状況を尋ねた。
警察本部長 住友一仁
昨年の事故は96件で下げ止まり、約8割が高濃度のアルコールを保有、自転車の飲酒運転は罰則適用後1928件を検挙したと示した。
飲酒運転撲滅の取組
事故から20年・15年の節目に当たり、飲酒運転撲滅に向けた今後の取組と決意を尋ねた。
知事 服部誠太郎
被害者遺族の大沼かおり氏をアドバイザーに迎え、遺族のメッセージを伝えるサイトを来月立ち上げると示し、撲滅への決意を述べた。